お手入れQ&A

一、畳替えはいつすればいいの?

2~3年で畳を裏返すと、新品に近い畳を楽しめます。 4~5年して、表のい草が擦れて白い芯が出たり、ケバ立ちが目立ってきたら、畳の表替えをしましょう。よく踏むところなどに、デコボコが感じられれば床の修理も必要です。

二、お掃除ってどうすればいいの?

い草は田んぼで刈り取った後、白土で練り上げた土の中につけ、乾燥させます。その白土が中まで浸透し、汚れを防ぐ保護材の役割を果たしていますので、普段のお手入れはほうきや掃除機を畳の目に沿ってかけた後、「からぶき」が原則です。

三、どうしよう!カビが発生!

あわててふかずにまずは、部屋の風通しを良くします。十分に乾燥した時点で、ほうきでふき取り、からぶきをしましょう。畳は、湿度の高い時には湿度を吸収しやすいので、長持ちさせるためには、部屋や床下の風通しを良くすることが大切です。

四、ダニを防ぐ方法ってあるの?

畳虫と一般に呼ばれているのは粉ダニの一種。このダニは、湿気が多く、風通しが悪い高温で暗い場所を好みます。そこで梅雨時でも天気の良い日は窓を開け、風通しを良くし、室内を乾燥させ、毎日丁寧に掃除をすることをこころがけましょう。また、畳の上にじゅうたんを敷くことはダニ発生の温床になるのでさけましょう。